庭の役割

庭は住宅の敷地内で建物以外の構造物のないスペースです。木や草花を植えたり、石や池などを配したりして住まい手の安らぎや癒しの場として、また大切なお客様をお迎えする場としてそれぞれ利用されます。








前庭・玄関庭・フロントヤード

外部から玄関に至る空間。真っ先にゲストを出迎える家の正面にある庭。

主庭・バックヤード

住まい手が一日の時間の中で、最も多く接し、プライバシーが保たれファミリールームに続く生活の場として必要な機能をもった庭。

中庭・坪庭

各部屋から庭を眺める、採光、居間の延長、通気等、快適にするために作られた庭。



茶庭(露地)

お茶室への道すがら、その庭は露地と呼ばれます。



プレイヤード

子供の遊び場や趣味のスペース。

サービスヤード

家庭菜園や物置、洗濯物の干すスペース。

カースペース

昔は馬小屋。
これらの空間は家の中では果たすことの出来ないさまざまな用途に活用されています。



花壇


最近は、建物の内部に設けられた情緒的な演出効果のある坪庭(中庭の総称)を計画される住まい手が増えています。
日本庭園ではあまり見かけませんが、西洋式の住宅では土壌をレンガ等で囲み草花を植栽します、花壇は敷地の中の作る場所によって楽しみ方は変わり、また草花をどのように見せるかという観点で計画されます。
基本的には春花壇、夏花壇といった季節ごとに草花を開花させる花壇ですが、きれいに維持するには潅水や施肥などの管理を怠らない努力と根気強さが必要となります。


スタイルに合った花壇
・ 毛氈花壇
カーペット状に広がる花壇で主に花の色で模様 を描いたりする。丈の低い草花を敷き詰めるので草丈は10cm程度が望ましい。四方から鑑賞する事を考えて作られるのでスペースに余裕があったり設置場所と見る場所との高低差のある場合などには有効な形態である。
・ リボン花壇
建物 や道路 沿いの細長い空間を利用する花壇。基本的な形は長方形で草丈は30〜40cmが望ましい。庭園では園路沿いなどに広く用いられる代表的な形態である。
・ 境栽花壇
建物 を背景にした花壇で塀や壁などに沿う形で作られる。視点が一方向なので前方は低く後方は高めの草花を植えるのが普通である。
・ 寄せ植え花壇
花壇の中央が高くその周囲に行くにしたがって低くなるように草花を植える。四方からの鑑賞を考慮する。



スタイルに合った花壇
・ アイランド・ベッド 
周囲を石などで囲んで独立した島のようにした花壇。
・ レイズド・ベッド 
高齢者や身体障害者に優しいレンガや石などで腰高ほど立ち上げた花壇。
・ ボーダーガーデン 
後方を林や塀、フェンスなどで高くして背景効果を狙います。そして手前に低く平坦な細長い花壇を道に沿って配します。潅木や多年草を中心とした、いわゆるイングリッシュガーデンの代表スタイルです。
・ サンクンガーデン(沈床) 
全体が掘り込んだように低く作りこまれ全体を一望できる庭。
・ ロックガーデン 
岩場の中、あるいは岩を組んだガーデンです。通常はアルパイン=山野草ガーデンにします。
・ 色別ガーデン 
同じ色の花だけを植えた花壇です。