アプローチの役割

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道路から玄関までの道筋をアプローチといい、その空間は、大切なゲストを迎え入れられる準備のための場と位置付けられ、また家族が家に帰ってきた時に緊張を解きホッと一息つける安らぎを感じる場です。お客さまや道を行く人に対しては、わが家らしさをさりげなく伝えるメッセージ的な役割を担っています。



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玄関先

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よく考えられた住宅の多くは、必ずと言って良いほどアプローチが豊かに作られています。昔ながらの下町では、硝子引き戸の玄関先に手入れが行き届いた植木鉢が並びアサガオやヘチマのスクリーンと夏にはすだれがプライバシーを保ち、また水かけしたよしずは室内に涼風を与えてくれます。狭い空間であっても住まい手が実によく考えたデザインです。

意味あるアプローチ

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前庭としても役割を果たす重要性のあるアプローチ空間は、設計者が住まい手を迎え入れる心遣いを建築的・物理的に表現することです。
アプローチの配置は隣家の裏先や車庫に面するような位置になってしまう場合には植え込みや構築物で目隠しすることを考えます。
またアプローチから建物の室内が覗けるようなプランは避けるようにし、S字曲線を描いたり、植栽でアイストップをかけ視線を防ぎます。
あとこれまで以上に大切なことは動線です、打ち合わせの際には必ずお話させて頂いていることですが、前面道路、建物の配置、玄関の位置等をすべて整理したところに装飾性のある機能的な配置と形状のヒントがあります。

アプローチを楽しむ

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床のレベルを少しずつ変える場合には、歩幅が自然なリズムとなるようにします。
アプローチはゆとりをもってつくることが理想ですが、敷地が狭い場合でも、門の正面に玄関をもってくることは避けたいものです。
心がけたいのが視線を遊ばせるような演出です。例えば、緑や草花の演出、床材などの組み合わせ、これと同時に考えたいのが、防犯です。
あらかじめ人が潜めるような死角はつくらないこと、避けられない場合は照明を設置するなどして工夫したいものです。

素材

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素材はタイル、ペーバー、天然石、洗い出し、樹脂舗装など他にも沢山出ていますが、滑りにくく、手入れのしやすさもポイントです。
あと街路灯が整備された現代で、忘れられがちなのが照明です。
安全性や防犯性だけでなくスポットライトや間接照明などで演出効果も楽しめます。

住まいの顔

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アプローチは住まい手のこだわりが最もよく現れる部分です。
家族が毎日目にする景色、ホッとするような温もりを感じる我が家の顔、それを表現しています。
同時に、緑溢れる美しい玄関アプローチは住まいに風格ある落ち着きと奥行きをもたらすだけでなく、街の景観をも美しくするという役割も担っています。

小スペースの工夫

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住宅事情では、小道ができるほど優雅な距離なんかないわよ! 
と思う方もいるかもしれませんが、さほど奥行きがなくても、個性的なアプローチはつくれます。
何度かカーブさせたり、短いくねくね道を歩くように両側には、季節ごとに咲く草花や木を植えると味わい深いアプローチも可能になります。
建物全体を美しく見せ、心和ませる小道だからこそ、私たちはアプローチを大切に考えます。

怪獣の足あと?

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デカッ!けど可愛い(^^)こんなユニークなアプローチも楽しいです。疑木と樹脂舗装の組み合わせで遊び心いっぱいのアプローチです。